当該施設は、全日制課程の農業経営高等学校(農業科)と定時制課程の浜松城南高等学校(普通科)について、全日制課程・総合学科(単位制)と定時制課程・普通科(単位制)を有する1つの高等学校に再編整備を行うものです。
所在地
浜松市大平台4丁目25番地
設計建設期間
平成年月〜平成年春
敷地面積
64,847u(平坦地46,774u)
延床面積
19,718.452u(計画容積率29.45%<法定容積率200%)
建築面積
10,223.387u(計画建ぺい率15.77%<法定建ぺい率60%)
建物関係
校舎
普通教室棟 鉄筋コンクリート造 3階建
高13.65m 床面積5,617.75u
特別教室棟 鉄筋コンクリート造 4階建
高さ16.97m 床面積8,438.57u
体育館
屋外プール
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 3階建
高さ18.70m 床面積3,948.04u
屋外実習棟
木造一部鉄筋コンクリート造 1階建
高さ5.30m 床面積817.32u
温室
温室1〜4鉄骨造 1階建
高さ5.5m 床面積1,060u
渡り廊下
鉄骨造 床面積221.93u
グラウンド関係
グラウンド
野球場、サッカー場、陸上トラック等関係
テニスコート
3面
農業実習場
木造一部鉄筋コンクリート造 1階建
高さ5.30m 床面積817.32u
外構等
駐輪場
鉄骨造 1階建 900台収容 床面積620.54u
駐車場
来客用50台、職員用70台
植栽計画
緑地面積18,700u
ゴミ置場ポンプ室
鉄筋コンクリート造 1階建 床面積54.30u
設置形態
「全日制課程の総合学科」(単位制)
「定時制課程の普通科」(単位制)
2課程・2学科併置
設置の趣旨
・生徒の主体的な学習の促進、基礎基本の徹底と個性の伸長
・学科間の連携による充実した教育課程の編成
・課程間の連携による柔軟な学習システムの実現
課 程
学科・学級
単位制による全日制課程
総合学科(4学級6系列の予定)
単位制による定時制課程
(午前・午後・夜間コース)
普通科(5学級の予定)
課程・学科の特色
・多様な選択科目から生徒個々の興味関心、進路希望等に応じて学習
・体験的、実践的学習を重視
・大学、短大、専修学校等との連携
・企業との連携
・多様な選択科目から生徒個々の興味関心、進路希望等に応じて学習
・生徒各人のペースに合わせ必要な科目を必要な時期に学習可能
・企業との連携
全日制総合学科と定時制普通科の両課程・両学科の交流・連携
・特色ある学校設定科目を開設し、両課程で共通に学ぶ
・両課程の相互乗り入れ科目を開設
・学校行事の合同実施
・部活動等での交流
募集対象者
主として新規中卒者
新規中卒者・転編入学者・成人等
通学区域
県内全域
近年の急激な社会変化の中で、様々な学習ニーズに対応した教育の在り方が求められています。
浜松大平台高等学校は、両校の教育の伝統を継承しつつ、自ら学び自ら考える力を育成し、社会の中でその資質・能力を発揮していくための教育、そして生徒が互いによい影響を与え合いながら人間性を高めていく教育を、設置の基本理念としています。
また、生涯学習のニーズの高まりの中で、学校が持つ教育資源を活用するなどして、地域住民に学習機能を提供することを学校の特色の一つとしています。
・生徒の興味・関心や進路希望等に対応する多様な専門教科科目を開設し、基礎学力の定着を図りつつ、大学等の上級学校への進学や就職等、多様な進路に対応します。
・多様な選択科目を伝統的に学習する目安として、総合選択科目郡(系列)を設け、現代社会が抱える諸課題(国際化、高齢化、情報化、環境等)に対応した内容を開設します。
・午前、午後、夜間のいずれかのコースを選び、多くの選択科目から、自らの時間割を作成して学習します。
・自ら学習計画を立てて学ぶことから、進学や就職など将来の目標に向けて必要な学習をすることができます。
・学校設定科目(学校が独自につくった科目)「花と緑」を両課程共通の必修科目とします。体験的、実践的な農業教育に触れることにより、生物、生命、自然環境等への畏敬の念を育みます。